
アロマテラピーの検定試験を受験しようと思っている方に、
私の経験も含めて、どんなふうに準備をしたらよいのか、ご紹介します。
アロマテラピー検定を受験するにあたり知っておくとよさそうなこと
アロマテラピーの資格にもいろいろ種類や団体がありますが、
今回とりあげるのは(公社)日本アロマ環境協会の認定による資格のための試験についてです。
試験と資格について
日本で通用する資格である(公社)日本アロマ環境協会(略してAEAJと呼ばれています)認定のアロマテラピーアドバイザーというものがありますが、
その資格を取得するために合格する必要があるのが、「アロマテラピー検定」の1級です。
アロマテラピーアドバイザーの資格は、アロマテラピー検定1級合格後に講習会を受ければ取得できます。
1級を取得する前に2級に合格している必要はないので、
私はいきなり1級から受験することをおすすめしたいです。
何故なら、1級の試験の準備には、必ず2級の範囲も勉強しますから、
一気に1級を目指しても、段階を踏んでも、勉強の内容や知識の量には、さほど差は生じません。
2級を受けて合格してから1級を受けるとなると、勉強の期間が長くなるだけでなく、
2級合格後の半年後にまた受験準備をはじめるのは、効率もよくないのではないか、と思います。
試験は毎年5月と11月に実施されます。
心配でしたら、同じ日に2級も1級も受けるといいです。午前と午後とかで、同日受験は可能です。
2級は50分間、1級は70分間ですから、両方を受験するとかなり疲れますけど。
なにを隠そう、実は私も、その疲れたくちです。笑
検定日までに勉強しておく内容
全体的にザックリ言うと、アロマテラピーを安全に使用するための知識や、作用についての正確な知識です。
細かく言うと、
- 香り嗅ぎ分け(香りを嗅いで精油名を答える)
- アロマテラピーの定義
- アロマテラピー(嗅覚)のメカニズムについて
- 精油についてのの基礎知識
- 安全な精油の使い方
- アロマテラピーの利用法
- アロマテラピーと健康
- アロマテラピーの歴史
- アロマテラピーと地球環境
- アロマテラピーに関係する法律
- 精油のプロフィール(対象の精油は全部で30種類)
イランイラン、オレンジ・スイート、カモミール・ローマン、クラリセージ、グレープフルーツ、ジュニパーベリー、スイートマージョラム、ゼラニウム、ティートリー、フランキンセンス、ペパーミント、ベルガモット、ユーカリ、ラベンダー、レモン、レモングラス、ローズマリー
これが詳しく書かれたテキストがあるので、それを買って、よく読んでおけば大丈夫です。
1級のみ受験する場合でも、テキストは2級のも熟読しておくことをおすすめします。
テキストの内容が理解できていれば、9割くらいの合格率では?と思いますよ。
私は、テキストと精油がセットになって8,000~10,000円のものを購入して香りを覚えました。
精油をまともに1本ずつ買うと高くつくので、これはお得でした。
でも、ぶっちゃけ、香りを嗅ぎ分ける問題をミスっても合格はできると思います。
こんなふうに書くと、この試験は簡単なのか、と思う人もいるかもしれませんが、
実は、試験自体は難易度が低いものとは言えません。
勉強しないで試験を受けても、解けない問題は多いと思います。
逆に、一度でも読んでおけば答えられる問題はたくさんあり、難易度も低く感じると思います。
アロマテラピーアドバイザーの資格を取得したらどんなことができるの?
まずもって、アロマを自己流で始めようとしても、
お店に行って、どの精油を買えば良いのかがさっぱり判らないと思います。
初心者の場合みなさんそうです。
そして、選ぶことが出来なかった、と言って、買わずに帰った人もいます。
私も最初はそうでした。
店員さんも、実はあまり説明が得意ではないのです。
逆に言うと、説明しすぎてもよくないんです。
この辺りは一歩深く踏み込まないと分からないことなのかもしれませんが、
薬事法にひっかかりそうなことを言いそうになるから、ということも言えます。
「この精油は◯◯に効きますか?」とか質問された場合「はい」とは言えません。
なぜなら、精油で病気を治したり、治療目的で使用するのをお店としてはおすすめできないですから。
でも、精油を薬のように用いる国もあります。日本では精油は雑貨扱いですが。
だから、その辺のことは自分で学んで、自己責任で使用するということになるので、
検定などをきっかけに、精油に詳しくなると、自分で選んで購入することができるようになります。
検定などの受験勉強をする目的がこんなところにもあるわけです。
そのほかには、
家族のためにブレンド精油を作ったり、周りの人たちに質問されたことに対して、
答えられる部分が増えます。
やはり、安全にアロマを楽しめるようになるというのが、一番大きいのではないでしょうか。
アロマテラピーアドバイザーの資格を取得したら、もっとアロマを学びたくなるかもしれませんね。
そうしたら、その上位資格であるインストラクターやセラピストを目指すのもよいと思います。
資格試験というもの全般にいえるかと思いますが、難易度にビビらずにトライするのが良いと思います。

今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
疑問が浮かんだら、遠慮なくmasakoまでお問い合わせくださいね(^0^)
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