
この時期は、卒業を迎えたり、4月からの新生活の準備を始めたりして、
いろんな変化が生活や気持ちに現れて、ついて行けないとか、不安とか、
慌ただしいとか、憂鬱とか・・・、
そんなふうになってしまっている方もたくさんいると思います。
実はアロマに目覚める人の大半が不安から
アロマをやってみよう、という時に、
興味からという人も多いですが、
聞いた感じでは、私の周りには特に、「不安」「うつ」「強迫観念」といったことからのアプローチが意外に多かったです。
特に情緒の安定が損なわれる季節としては、春が多いんですね。
わかる気がします。
春に情緒不安定になりやすいのは、
「変化」に対応しきれないところに原因があったりします。
人間は、「変化」に対してストレスを感じますから、そのストレスがうまく消化できない時、どうしてもどこかにしわ寄せができてしまいますね。
身近な例だと、気温の変化があります。
前日は寒いと思ったら、今日は暑い、とか、そんな変化でストレスを感じ、
ストレスによって免疫力が下がり風邪を引く、といったパターン。
よくありますよね。
様々な変化に対応できず、自分ひとりで苦しみ、本を読んで解決の緒を見つける方もいれば、
カウンセリングに通ったりお友達に相談してみたりというふうに、ベクトルが外へ向けられる方もいます。
アロマは誰かから薦められることでその存在を知ることもありますが、多くの場合は、一人で悩んでいる時にふと立ち寄った雑貨店やアロマショップで癒やしを経験してハマるようです。
香りの成分はどうやって作用しているの?
アロマは鼻から香りを吸収することで得られる作用と、
トリートメントなどのように、オイルに希釈した精油を身体に付けることによって香りの成分を経皮吸収することによっての作用があります。
(※トリートメントとは、アロママッサージというとイメージしやすいかと思います)
鼻から香りを嗅ぐだけで人体に影響が出ることを不思議に思う方もいると思いますが、
鼻腔から入って嗅細胞を刺激するので、すぐに脳に信号が送られて、相応の影響があります。
鼻と脳は近いということと、直接本能的に好き嫌いが判別できるということで、
香りは「早く」作用する、ということも言えます。
また、香りの成分は分子がとても小さく、肌の表面からその中に入ることができるので、
経皮吸収による作用にも期待できます。
不安や落ち込みにはこんな香りが有効

私が一番おすすめしたいのは、レモンバーベナの香りです。
レモンバーベナは「香水木(コウスイボク)」とも呼ばれているレモンに似た香りのする植物です。
甘くてフレッシュ、レモンのようで爽やか、なんて言ったら本当に気分をリフレッシュできそうですよね。
レモンバーベナのハーブティーを飲むときには、器から立ち上るレモン様のフレッシュな香りで、憂鬱な気分をリフレッシュできます。

精油も利用価値は高く、私も大好きなのですが、価格がとても高いんです。
あまりに高額です。怖いもの見たさで価格チェックはこちら
レモンバーベナの香り成分には、リラックスや消化促進(塗布の場合)なんていう作用もあるので、まさに鬱っぽく落ち込むときには良いのだと思います。
参考までにご紹介すると、
私は、レモンバーベナとマジョラムの精油をみぞおちに塗布すると、心を和らげて落ち着きと元気をとりもどせるという例を本で学びましたが、
レモンバーベナの精油には肌を荒らす成分も入っているので、こういった利用のしたかにはある程度の経験や知識が必要になります。
こういった肌を荒らす成分が含まれている精油もある、ということを知っておくことは大事です
そこで、masakoからは、
手軽におすすめできるアロマバスのご提案です。
アロマバスは、不安な気持ちにやさしく寄り添える香りの利用法のひとつです。
ゆっくりとお風呂のお湯に浸かりながら、香りの成分を吸収でき、こころも身体も緩めることができます。
レモンバーベナのハーブティをお風呂あがりに飲んだりすると、相乗効果が得られそうですね。
《不安時アロマバスのおすすめレシピ》
- マジョラム 3
- プチグレン 5
- ラヴィンツァラ 2
- イランイラン 2
の割合でバスオイルで希釈してお風呂に入れます。
バスオイルに関してはぜひこちらの記事もお読みください。
レモンバーベナは精油は高価ですが、ハーブティーとしての利用は手軽にできると思うので、気分の落ち込んだときに試してみてください。食後に飲めば、消化促進にも良いですよ。

今日は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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