アロマテラピーでには無くてはならない「精油」。
それは芳香成分の集合体です。
ローズの精油の抽出部位は花です。芳香成分が花びらに集まっている植物ということになります。
ローズの採油率はとても低くくて、ローズの精油1滴を得るためには約50本分の花びらが必要です。
1滴に、0.05ml に、ですよ!?
ローズの精油がなぜあんなに高価なのか、わかりますね。
それに、バラの木というのは、お世話にとても手間がかかるからです。
私もローズの精油の採油実習に参加した時、
集合は朝早く、日光が高くなるまでに摘みとり作業を終えたと記憶しています。
日が高くなると、バラの花の芳香成分が減り、もっと精油の採油率が悪くなるので、なるべく朝早くに摘みとってしまいます。
2種類のローズ精油
ローズの精油には2種類あって、
一つは、水蒸気蒸留法で採油する「ローズ・オットー」、
もう一つは、溶剤抽出法で採油する「ローズ・アブソリュート」です。
この2種類は香りも違います。けっこう違います。笑
溶剤抽出法で採油した方は溶剤が残ってしまう場合があるので、直接お肌に塗布する場合は水蒸気蒸留法で採油した方を選ぶことが多いです。
ローズ・オットーは約13℃以下では固まりますので、
冬にうっかり「でない。もう無くなった?」と焦らないようにしましょう♪
皮膚に良いローズ精油
バラの花はアロマテラピーやアーユルヴェーダなどでも昔からよく使用されていました。
たくさんの効能があるので万能薬のような扱いでした。
その香りに注目すると、
ローズは他のどんな精油とブレンドしても調和のとれた香りになるという特徴があります。
肌に対する働きは、
- 収斂作用
- 皮膚強化作用
- 創傷治癒作用
- 皮膚組織再生
と、お肌にとても良さそうです。
入浴剤に使うのも良いですし、
手作り化粧水などに入れても良いですね。
香りはとても強いので、100mlの化粧水を作るときに、1滴加える程度でよいくらいです。
ただ、とても高価なので、なかなか買えないですけどネ!
植物油で10%に希釈したものなら、
これくらいの価格で購入出来ます。

ローズの精油はとても高価なものですが、
その少なすぎる採油率を考えればそれも納得。
ローズの香りは他のどんな香りとも合わせやすいです。
ローズ精油はお肌にとてもよいこともわかりました。

今日は以上です。
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